TOPページ 舊水塔検索 舊水塔画像 幻の舊水塔 リンク 舊水塔について
TOPページ > 舊水塔検索 > 台湾 > 旧臺南州 > 台湾 台南市 > 新營淨水場原址水塔(新營鹽水水道配水塔)
舊水塔検索
新營淨水場原址水塔(新營鹽水水道配水塔)
しんえい・えんすいすいどうはいすいとう|Old Xinying Yanshui Water Tower
新營淨水場原址水塔

新營淨水場原址水塔の画像(拡大可)
新營淨水場原址水塔1 新營淨水場原址水塔2 新營淨水場原址水塔3
画像をもっと見る

アクセス地図
 臺南州新營郡新營街(現台南市新営区)は新營郡役所の所在地で、新營郡の中心として発展し、官公庁や学校に加え鹽水港製糖や臺灣生藥などの本社や工場が置かれ、産業も伸展していた。
 鹽水街(現台南市塩水区)は新營街の西に隣接し、街内を流れる八掌渓には河港が設けられ、対岸の厦門、泉州との貿易を通じて古くから繁栄していたが、鹽水港製糖の工場などが設置されると年々人口が増えていった。
 新營、鹽水両街では用水を井戸に求めていたが、水質は悪く飲料に適さず、さらに11月から3月の乾燥期には水量が著しく低下し、使用に耐えざるものだった。
 両街地区の水道布設に対する要望は、衛生環境の改善に加え、防火上の観点によるものだった。両街は共同で水道布設する方が有利と判断し、水源に関する調査研究を開始。国庫と州費からの補助を申請し、昭和10年(1935)工事費の3分の2に該当する補助金を得て、新營鹽水上水道組合が設立された。
 工事は昭和11年(1936)3月7日に起工し、昭和12年(1937)11月30日に竣工した。水源は新營街東方を流れる急水渓の表流水及び伏流水で、各種処理後、ポンプにて配水塔に揚水し、量水計を経て自然流下で両街に配水された。
 配水塔は高さ32.95m。8本の塔脚が内径10m、水深7m、容量560m3の円筒形の貯水槽を支える構造で、1日の最大使用量の4時間分を貯留できた。塔脚下部は防暑ブロックを用い量水室兼倉庫としていた。また、配水塔築造地点は軟弱地盤であったため、長さ5.4mの生丸太120本を打ち込み基礎を補強した。
 現在、貯水槽はなく、塔脚部のみが現存している。

所在地
台湾 台南市新營區工業街43號

竣工
昭和12年(1937)

構造・高さ
鉄筋コンクリート造 高さ:32.95m

見学難易度
★★★(水道施設内)

参考文献:臺灣水道研究會編 (1941)『臺灣水道誌』臺灣水道研究會
Copyright © 2017 Kyusuito.com All rights reserved.